GRIDJAPAN / MACOS MENU BAR APP

仮想ディスプレイを
PiPから操作する。

macOSのメニューバーに常駐し、任意のディスプレイ(仮想を含む)をリアルタイムPiPで表示します。2クリックでカーソルが移り、そのまま操作できます。

PiP とは?

PiP(Picture-in-Picture)は、映像を小さな浮かぶ窓で最前面に表示する方式です。YouTube の小窓再生と同じ仕組みで、gjPiP が浮かべるのは動画ではなくディスプレイそのものです。

macOS 14+ Swift ScreenCaptureKit 無料・OSS(MIT)
主モニタ自身をPiPに映した実録画(等速)

PiP に $21.99 は要らない。

BetterDisplay では、PiP とビデオフィルタは Pro($21.99・買い切り)の機能です。gjPiP は同系統の機能を無料・MIT で提供し、さらに BetterDisplay の公式資料に記載がないPiP越しのマウス操作が付きます。比較表を見る →

01

主モニタをPiPに映すと、無限鏡になる

Live capture, not a recording.

PiP(Picture-in-Picture)の中身はライブキャプチャです。映した画面の中に自分自身が入るため、窓をドラッグすると鏡のトンネルごと動きます。

等速
02

PiP内で2クリック → カーソルが移る

Interaction mode.

1クリック目はフォーカス、2クリック目で操作モードに入ります。カーソルが向こうのディスプレイへ移り、物理マウスがそのままそちらを動かします。窓の端まで歩けば、現実に戻ります。万一のときは Esc 5回連打で強制脱出できます。

1.3倍速 / 映っているのは物理モニタの無い仮想ディスプレイ(1280×720)
03

すべてのPiPを、一発で主モニタに集める

Gather.

PiPを画面外や仮想ディスプレイ上へ見失っても、メニューの「すべての PiP を主モニタに集める」で呼び戻せます。

1.4倍速
04

ビデオフィルタ17種を、PiPごとに掛ける

Core Image, chained.

基本調整(明るさ・コントラスト・彩度・色相・色温度・ガンマ)、シャープ・ぼかし、特殊効果(色反転・セピア・モノクロ・ビネット・エッジ検出・クリスタライズ・六角形ピクセレート)。複数同時に適用でき、解除すれば元に戻ります。GPUで適用するため、キャプチャ経路はゼロコピーのままです。

OFF
OFF
セピア
セピア
セピア+クリスタライズ(同時適用)
セピア+クリスタライズ(同時適用)
色反転
色反転
実スクリーンショット
05

機能

複数PiPを同時に

ディスプレイごとにPiPを開けます。それぞれが独立したキャプチャです。

PiPごとの個別設定

最前面・フレームレート・出口の辺・フィルタを、窓ごとに別々に持てます。

常に最前面

既定はOFFです。ONにすると他の窓に隠れなくなりますが、Mission Controlには出なくなります。

画面の端まで動かすだけで、現実に戻れる

操作モードからの脱出は、モニタから出るのと同じ動きです。出口にする辺は上下左右でON/OFFでき、既定は下だけOFFです(Dockを出す場所のため)。

フレームレート

30・60・120 fps を、PiPごとに切り替えられます。

強制脱出

Esc 5回連打、または Control + Command + Esc で、いつでもマウスを取り戻せます。

06

比較

BetterDisplay Pro との主な違いは以下の通りです。gjPiP はBetterDisplay Pro 相当の PiP 機能($21.99)を無料で提供します。PiP越しのマウス操作は、BetterDisplay の公式READMEに記載がない機能です。一方、クロップ・回転・ズームは未実装です。

項目BetterDisplayFreeDisplay(公式)GridJapan/FreeDisplayGridJapan/gjPiPWindow
価格無料版 + Pro $21.99無料無料無料
ソース公開×
DDC制御(明るさ・コントラスト)◎ + クラッシュ修正
HiDPI仮想ディスプレイ◎(柔軟なHiDPIはPro)◎ + 解像度を記憶
ディスプレイ配置◎ + 主画面巻き戻り修正
Picture in Picture◎(Pro)××◎ 無料
PiP越しのマウス操作記載なし××◎ 操作モード
ビデオフィルタ◎(Pro)××◎ 17種・同時適用
既知バグ4件の修正×(バグ在り)◎ 修正済み

BetterDisplay 列は、公式 GitHub README および betterdisplay.pro の記載(2026-07時点)に基づきます。「記載なし」は、公式資料に該当機能の記述が見つからないことを示します。FreeDisplay 列は、GridJapan/FreeDisplay リポジトリのコードとREADMEに基づきます。

07

インストール

ソースからビルドします。TCC(画面収録・アクセシビリティ)は署名済みの .app バンドルにしか権限を与えないため、必ず build.sh を使ってください。

# 自己署名証明書を作る(最初の一度だけ。リビルドしても権限が消えなくなる)
./make-signing-cert.sh

# ビルドして起動
./build.sh
open build/gjPiP.app
権限用途設定場所
画面収録ディスプレイのキャプチャプライバシーとセキュリティ → 画面収録とシステムオーディオ録音
アクセシビリティ操作モード(マウスの受け渡し)プライバシーとセキュリティ → アクセシビリティ

どちらも許可後にアプリの再起動が必要です。許可ダイアログは別のディスプレイに出ることがあります。

08

FreeDisplay と組み合わせる

仮想ディスプレイ自体は GridJapan/FreeDisplay が作ります。公式 FreeDisplay に現存する4件のバグ(DDCクラッシュ・メニューが空になる・主ディスプレイ設定の巻き戻り・3台目が作れない)を修正し、仮想ディスプレイの解像度を記憶するようにした fork です。gjPiP は、その見えない画面を映して操作する側です。

システム設定「ディスプレイを配置」— 物理3枚+仮想3枚が並ぶ
システム設定「ディスプレイを配置」— 物理3枚+仮想3枚が並ぶ
仮想ディスプレイにも解像度・リフレッシュレート(75Hz)の選択がある
仮想ディスプレイにも解像度・リフレッシュレート(75Hz)の選択がある
macOS システム設定の実スクリーンショット